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熱バサミは大切な作物をウイルス・菌から熱で守る感染予防の農業用はさみです。

電話でのお問い合わせは0493-62-7295

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ご購入前にbefore buy

熱ハサミとは?

熱ハサミは刃の部分が100℃以上に上がり自己除菌する農業用ハサミです。

熱ハサミは燃料にガスを使います、2つ目の写真が『ガスカートリッジ』と呼ばれるもので、この中にガス缶よりガスを注入して一時保管しておきます。
ガスカートリッジをハサミ本体に接続してガスをONにすると刃の部分までガスと空気の混合ガスを運ばれ、
『燃焼触媒』と呼ばれる部品に到達し、ガスがある限り発熱し続けます。
その熱により刃の温度を100℃以上に上げる事により、ウイルスや細菌を除菌しハサミから作物への感染予防を
する事が出来ます。








100%病気が防げる訳ではありません。

熱バサミは熱で刃を自動除菌することを目的に作られたものです。
総合防除の一環として、お使い頂いている農家さんに好評を頂いております。
病原菌の感染経路は、さまざまですので、ご理解頂けると思います。
トマトかいよう病菌について某県農業試験場さんで2013年6月に試験をおこなって頂いています。

どんな作物に使えますか?

農業試験場・病害虫防除所さんで、書かれている「ハサミの管理作業での二次感染の可能性のある作物」です

使用実績は果菜類の「トマト・キュウリ・ナス・ピーマン」「イチゴ」「メロン・すいか」などです。
また、花卉のラナンキュラス・ダリア・フリージア・ユリなどの栄養系球根で、来季にも球根を引き続き使用される方にも御使用頂いています。
クリスマスローズ、リンゴ苗、トウガラシ、スターチス、スイートバジルでも御使用頂いています。
沖縄では、緑色のマンゴに軸ぐされ病対策で使用されています。

管理作業での二次感染防除としては、一株毎(一苗毎)に消毒液に漬けたり、バーナーの炎で刃を焼いたり、布で汁液をふき取ったり、もしくは手で葉かきおこなうことできっちりと防除できますが、時間、労力がかかり過ぎるのが問題とされています。
そういった心配のある作物に、熱ハサミは一苗毎の防除で且つ連続使用(切る)ことのできるハサミです。



普通の剪定ハサミや収穫ハサミと取り扱いや作業性は同じか?

作業性については、出来るだけ作業し易いように努めましたが、お持ちのハサミと同じではありません。
 実際には、従来のハサミと常識が真逆です
 従来の農業用ハサミ 熱ハサミ 
 使いこなすのに、慣れはあまり必要無い。  使いこなすのに、慣れが必要。(人により差があり)
 種類が豊富で、自分の好きな形状が選べる。  種類は1種類しかない。
みんなで共用で使う。  Myハサミで使用。(下記注記)
 圃場毎に作業者人数分用意する。 圃場をまたがって使用する。
 取扱説明書が無い,読む必要が無い。 取扱説明書があり必ず読む必要がある。
終わったら、消毒液の入ったバケツに。  バケツに放り込まないが別途、清掃作業が必要
 1本の値段が安価。 1本の値段が高価。
 乱暴に扱っても問題無し。  熱の出る精密機械のため、乱暴に扱うと壊れる。
 年度毎に使い捨て(メンテ無し)  メンテナンスしながら、パーツ交換して使う。
2次感染予防は、消毒液で都度拭く、漬ける もしくは、ハサミを変える。  2次感染予防は、熱で連続使用(60分)。ガスを充填して使う。消毒液は使わない。
 消耗品が無い。 消耗品が有り。
 基本、1〜2年位で使い捨て。  手入れ、部品交換しながら毎年使う。
注)Myハサミは、複数のパートさんのいる生産者の方にお勧めです。それにより、上手に使える人が、上手に使えない人に手入れの仕方やちょっとしたコツを教えられています

露地栽培で、雨天で使用可能か?

残念ですが、出来ません。防水加工がされていません。
防水性の御要望は多数頂いていますが、燃焼を伴う製品の為、技術的にまだ難しいのが現状です。
そのため、作業後でも消毒液など液体に刃(特に燃焼部の触媒部)を付けないでください。
着火不良の原因となります。

消耗品について

消耗品があります

通常の消耗品は、専用ガスと触媒です。他に整流器も半消耗品です。
刃も摩耗による劣化で、刃のみ交換できます。
それ以外の部品も全て単品交換できます。





専用ガスについて

ガスはどの位必要か?

ガスカートリッジを満タンにして、一時間の使用が目安です。
本体セットに付属のガス缶(480ml)で、20〜25回充填できます。

1シーズン50時間〜300時間位の方が8割位です。
これは、作物の違いや「冬春栽培」「夏秋栽培」による違いから作業時間に差がでています。100時間で4本、300時間で12本です。
ガス缶は、ハサミをお買い上げいただいた購入先から入手できます。

※熱バサミ専用ガスをお使いください。
一般の市販のガスとは、油の精製に違いがあるため、一般のガスをお使いになられますと、詰まりの原因になります。
また、一般のガスには中毒防止用の臭い成分が含まれていて、この臭い成分の粒子が大きい為、詰まりの原因になります。
詰まる箇所は、ガスカートリッジ内部の火口弁という部品です。油性分の汚れで、実験の結果、10時間位で吐出量が落ちてきます。







ショップ情報

中島銅工株式会社

〒355-0225
埼玉県比企郡嵐山町鎌形683
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FAX.0493-62-3895

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